Club jannmu 2006

Dark blue

闇が僕を包んで溶かしてゆく

 僕は闇の重力に耐えきれず沈んでゆく

 とても深いところへ

 

 誰も闇に逆らうことはできない

 僕にできるのはキーを押すことくらい

 こんなときはいつもあのときを思い出す

 父が倒れたとき僕はすごく覚醒していた

 でも最後の言葉はあまりにも小さくて聞き取れなかった

 母が弟を連れて薬を飲んだとき僕は空へ高く飛んでいた

 だから気づかなかった

 悲しくはなかった

 

 父と母を殺そうとしたけれど死んだ人は殺せない

 それから僕は真夜中の公園と夜明け少し前の浜辺を

 ずっと

 いったりきたり

 とぼとぼと

 今は公園のベンチに座ってる

 立てないから

 

 こないだ浜辺に行ったとき灯台を見つけた

 灯台の灯りはこの公園からでも見えるから

 浜辺は意外と近いのか

 

 

 

投稿日 2006/11/17 | リンク用URL |

2006/11/17   jannmu
タグ:うつ状態

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